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木藪日記
第91回
誰の子?

依頼者: パート勤めの妻(27歳)
対象者: 高校教師の夫(29歳)
イラスト
依頼者の夫は、非常勤ではあるが、やっと高校教師になったとのこと。
まじめに勤め上げれば、いずれは正式採用される、と夫婦で喜んだという。
仕事にも慣れた頃、「熱心な生徒のために補習をしている」と、夫の深夜帰宅が増えた。
「頑張ってくれているんだなぁ」妻である依頼者は安心していたが、夫が2週に1回のペースで朝帰りするようになった。
不審に思った依頼者から、尾行調査の依頼を受けた。
翌日から、夫の行動を調べることになった。
その日は、補習は夜9時頃に終わり、電車を乗り継いで帰宅。
補習も間違いないようであったが、調査開始から4日目のことだ。
夫は、補習に参加していた女子生徒と繁華街で待ち合わせ。
食事をしてからラブホテルに入った。
妻は「学校に知れたらクビじゃない!どうするの?」と泣いた。
夫を問いつめたところ、素直に浮気を認めたという。
そして、夫は女子生徒と別れることを誓ったそうだ。
1ヶ月後。なぜか、その浮気夫から事務所に電話が入った。
「あのお・・・」奥歯に物が挟まったような口調だ。
「実は・・・交際していた生徒が『妊娠したから慰謝料をよこせ』と言い出しまして・・・本当に私の子供でしょうか?」
本人が分らないのに、わたしに分かるわけがない。
依頼者の夫は「調査をお願いするかもしれません」と電話を切ってしまった。
クビか離婚か、その両方か?その後、夫からの連絡はない。
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