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<概要>
「ダンナ(39)とは意地でも別れません」という奥様(35)が依頼者だった。
話を聞いてみると、結婚生活はすでに破綻しているとしか思えなかった。
別居して3年になり、子供はいない。
依頼者は、夫から月々5万円の生活費の補助を受け、正社員で働きながら、別居生活を続けている。
「それが最近滞りがちで・・・。夫に何があったのか調べてほしいのです。」ときっぱりとした口調。
調べは簡単についた。夫は3ヶ月前から、自宅マンションで同棲生活を初めていた。相手は29歳のOL。週末、夫は彼女の両親にも会っている。どうやら、公認の仲のようだ。
また、休日にはバスフィッシングに出かけるなど、仲むつまじい2人。どこから見ても幸せそうなカップルだが、ひとつだけ問題がある。夫が結婚の事実を彼女に隠しているようなのだ。依頼者に調査結果を報告すると、「これを材料に夫を問いただします」という。
その後、夫と新しい恋人は”破綻”になったらしい。仕事とはいえ、複雑な心境だ。別居前に何があったか知らないが、夫が背負う”十字架”はかなり重そうである。少しだけ同情した。 |
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